YARD CO.,LTD.

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2020.09.25

ワインとマンガのツレヅレグサ 【2020/9/25】

タイトルが入ります

 

どうもです。金曜日担当のコダマコトです。

暑さ寒さも彼岸までと昔の人は良く言ったもので、最近は朝晩は結構涼しく、空もすっかり秋模様。ちょいとセンチな気分になってきた今日この頃です。

まぁでも秋は結構好きで、読書、食べ物色々と楽しめますよね。

 

ではそんな読書のお供は

 

ストッパー毒島  ハロルド作石 

 

 

野球が好きです。先週も言いました。やっぱり好きです。

ハロルド作石氏の作品も好きです。

そんな好きが集まったこちら。

素行不良で問題ヤローの主人公 毒島大広

高校野球では中学時代での問題がたたっての入部も認めてもらえずの、登板機会ゼロ。

中退後のまさかのドフフト8位指名。

 

ワクワクします。

どんな展開がこの後繰り広げられるのかって。

 

実在してる野球選手相手にバッタバッタと三振の山を築いて、一気にスターへ!

 

ってな訳にはいかず、初セーブはイチロー相手に三振を取りゲットしたものの、元々のノーコンが尾を引き2軍へ降格。

 

そこでのチック君との出会い、監督、選手との出会いは後々への伏線。

 

特にハロルド作石氏の作品僕的にはどこかミステリアスな存在が登場して最初から最後まで気の抜けない感じがしています。

ゴリラーマンのゴリラーマンに代表されるように、今作ではチック君。

 

チック君は一体誰なんだろー?

三宅さんと言われていたが、まさかのご本人様は既に他界されてて。

 

チック君の金言でどれだけチームが救われた事か。

そんな毒島を中心としたこの物語はすごく読み応えがありますね。

 

登場人物との関わり方などクドくなく、でも一つ一つトピックスがあって。

 

後半の優勝に向けての連戦の模様など臨場感抜群。

 

最後のdead  or  aliveのWヘッダーなんか、実在した近鉄ロッテの10.19のオマージュ。当時を知る僕からしたらテンションしか上がらないです。

 

チック君の胴上げで終わるシュールさは、さすがハロルド氏と期待を裏切りません。

 

12巻とコンパクトにまとめられたこちら是非秋の夜長のお供に!どうぞ。

 

今週はWineはお休みします…

 

では

 

ピース