2021.02.07
ミニマムでローファイなポップバンド / Men I Trust 「ONCLE JAZZ」
SNSなどでよく「チル」するなんていう表現をみかけたりするけど、もちろん語源は「chill out」のチルからきていて、若者の間で「のんびり、まったり、癒し」等のイメージでよく使われる表現です。
apple musicにも〜ミックスという、聴いた音楽の履歴から自動でプレイリストを作ってくれる割に優秀な機能があって、この中にも「チルミックス」というカテゴリがあります。
こんな中からも、初めて聴くようなバンドが勝手にリストに入ってたりして、これきっかけで聴くようになったバンドがあったり。AIってすごい。
このMen I Trust もそんなきっかけで聴くようになったバンド。
カナダの3ピースバンド、日本でも人気があるらしく来日もしているのかな。
骨格の太い心地良いベースラインに浮遊感のあるボーカルとキーボード、ローファイでミニマムな音作りが気持ちいい良質なポップバンドです。
2019年のアルバム「ONCLE JAZZ」から「seven」をどうぞ
なんとも肩の力の抜けたアルバムジャケットデザイン。素晴らしい。
録音やプロデュースも自分たちで全てやっているらしく、あえてアナログ盤やカセットテープで音源をリリースしたりというローテクな一方、youtubeのオフィシャルチャンネルには40万人以上のチャンネル登録があったりするという今の時代に合ったプロモーションがしっかり出来ているのがすごいです。
もう、大手レコード会社なんていらないものね。
他の業界にもこの事は当てはまってパーソナルでミニマムだからこそ価値が上がる、もちろんモノがいい事は大前提ですけどね。
このアルバムに続き、2020年に「Forever Live Sessions」というアルバムがリリースされておりガレージセッションの様子が収録されているのですが、これがまたいいアルバムです。
セッションの様子がyoutubeに上がっております。
ピック弾きのムスタングベースがめちゃくちゃ良い音してますね。
その名の通り普通のガレージでのセッションですが、この気負ってないミニマム感がいいですね。
今回はチルアウトミュージックという表現に相応しいポップグループの紹介でした。
最近は忙しくてランニングも出来てなく、仕事場と自宅と両方の拠点で引きこもり状態で仕事をしております。近頃だいぶん身体が鈍っている50歳。
段々と暖かくはなって来ましたが、まだ2月。
キャンプコンテンツはまだまだお休みです。
と言うわけでまだ暫くは音楽コンテンツで行きますね。また来週。