YARD CO.,LTD.

NEWS

2021.02.14

次世代のブラックファンクネス / The internet 「HIVE MIND」

タイトルが入ります

 

 

ジ・インターネットはアメリカ、西海岸のヒップホップバンド。
一言でヒップホップと言っても彼らの音楽性の中には、ジャズ、R&B、ファンク、エレクトロニクス等、雑多なエッセンスがふんだんに散りばめられています。
昔からソウルやR&Bを聴く僕らにとっては、明らかに次世代のブラックミュージックだけれども、そのサウンドは相当に気持ち良く響きます。

 

 

紅一点ボーカルのシドザキッドの囁くように歌うウィスパーヴォイスと硬質なリズム隊のバランスが良く、このバンドの中心人物であるマットマーシャンズ浮遊感のあるローズ、小気味よいスティーブレイシーのギターカッティングが作るサウンドは、まさに現代進行形のブラックミュージックそのものだと思います。
今回取り上げるのは、そんな彼等の2018年の4thアルバム「HIVE MIND」。

 

 

 

 

the internetっていう変なバンド名もウィットが効いていて面白いです。
「La Di Da 」等90年代アシッドジャズっぽい雰囲気もあったり、「Stay the Night」メロウな曲もいい感じです。

 

 

 

 

それぞれのソロ活動も盛んで、ギターのスティーヴレイシーの数枚のソロアルバムは僕がいつも聴くミュージックリストに入れています。
iphoneとギターで、自宅の部屋で録音したといった彼の楽曲は、これまた良い感じです。
テンションを多用した独特のコードカッティングが気持ち良く響きます。

 

 

 

 

50歳になって何か新しい事始めようよという事で、最近、中学時代の友人とpodcast配信を始めました。
ポッドキャストと言っても僕らは深夜ラジオを聞いて育ったラジオ世代なので、「ラジオ」と呼んでいます。
好きな音楽の事や、80年代に流行った事をただ単に世間話するといった、こんなものを電波に乗せて良いのかというくらいくだらない内容なのですが、パーソナルな個人の配信の時代なので、そういうのもアリかなという事でこのブログも正にそうなのですが、恥ずかしがっていても人生には限りがあるので、出来る事はどんどん個人配信していこうと思いまして。
「September Radio」よかったらどうぞ。 Spotifyでも配信中。