2020.09.12
【ORDINARY FITS】DENIM COVERALL 3rd&PAINTER PANTS
サワディーカップ。
土曜日担当の松田です。
大阪では朝晩、急に涼しくなって来ましたね。
今週ディスプレイのお花には、栗の木がやってきました。
一足先に秋の訪れ。
秋になったら。と期待が膨らみ妄想を繰り返しています。
さて本日は、吉岡のブログにてスタリングで登場したCOVERALL 3rdと同生地のPAINTER PANTSの生地についてご紹介します。
まだ見られてない方は、こちらからご覧ください。
→https://bottles.space/news/3143
それでは、先ずカバーオールから。
ライトオンスのデニム生地を使用したカバーオール 3rd。
今季の生地は、タテ糸ヨコ糸の番手がポイントです。
一般的に、セルヴィッチのデニム生地はタテ糸7番、ヨコ糸6番、ライトオンスの生地だとタテ糸10番、ヨコ糸10番くらいが一般的な生地になります。
しかし、こちらはタテ糸7番、ヨコ糸16番というアンバランスな番手を使用しています。
タテ糸を7番にすることで、デニム本来のゴリゴリとした表情は出しつつも、ヨコ糸には、タテ糸と比べアンバランスな細い糸を打ち込むことにより軽さを生み出しライトオンスな生地に仕上げています。
また、ヨコ糸はストレート、ネップ糸をミキシングした糸を打ち込み、ネップ感も印象に残る仕上がりです。
色落ちに関しても、タテ糸が太めの番手な為、本格的な表情が現れます。used加工の色落ちがまた良いです。
ディティールは、50年代のカバーオールがモチーフ。フロントには、右胸にフラップポケット、左胸には縦長ポケット。サイドポケットが2つ。
また、右胸には内ポケが付属と50年代のカバーオールによく見られる仕様です。
縫製は、トリプルステッチとダブルステッチの組み合わせで力強さのある作り。
そこに、襟無しのスタンド仕様にすることで遊び心を入れたORDINARY FITSらしいデニムカバーオールに仕上がっています。
スタンド仕様は、パーカーとのレイヤードもしやすいのでこれからの時期、活躍しそうです。
シルエットは、身幅に少しゆとりを持たせた着丈長めのシルエット。ヴィンテージの雰囲気は残しながらも現代的なサイジングに。
デニムのカバーオールですが、ワーク一辺倒ではなく、着てみると少し上品さもある、探せば中々見つからないデニムカバーオールとなっております。
次に、ペインターパンツ。
生地は、先程紹介のCOVERALL 3rdと同じ生地になります。
やはり、表情が良いです。
シルエット、ディティールは前回20SSで登場したPAINTER PANTSと同じ仕様になります。
スケールポケットやハンマーループが付いた本格的なディテール。シルエットは、少しゆとりを持たせた太さ。太すぎないバランスで絶妙なシルエットです。
レングスは少し長めに仕上げているので、お好みでロールアップやそのままでもお楽しみ頂けます。
また、縫製は、こちらもトリプルステッチと力強さのある雰囲気です。
履き心地は軽さ楽さがあり、デイリーに使って頂けるデニムペインターパンツに仕上がりました。
シンプルにシャツやワンピースとの組み合わせや幅広いスタイリングに馴染むペインターパンツ。流行に囚われないこの先長く愛用頂ける一着です。
それでは、最後に着用画像を。
メンズ、レディース共に、少しオーバーサイズで着用し、良い意味で鈍臭さあるセットアップにしています。
インナーは、シンプルに白のカットソーをタックイン。
単体でも、もちろん大活躍してくれますのでお持ちのアイテムとの組み合わせをお楽しみください。
それでは、本日のおつまみ。
今週もお疲れ様でした。
来週も宜しくお願いします。