YARD CO.,LTD.

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2020.10.04

クッカー マトリョーシカ / SWEET MENU 阿川泰子

タイトルが入ります

 

料理を作ったり、食べたり、お酒飲んだり普段室内でやっていることを、ただ野外で行うだけで、なんでこんなに非日常を体験出来るんだろう。
キャンプの楽しみってやはりこういうところにあると思います。

 

一時期はダッチオーブンでパンを焼いたり、ローストビーフ作ったり燻製作ったりアウトドア料理にもかなり凝りましたが、最近はキャンプスタイルも変わってきて、子供の成長と共にファミリーでレジャーとしてキャンプに行く機会はほぼ無くなり、むしろSUPやカヌー等アクティビティーのベースとしてのキャンプが主になると必ずしも料理が目的ではなく、むしろ食事はサラッと済ませることも多くなってきた。

 

そんな時には携帯用シングルバーナーと予備のアルコールストーブでもあれば充分で、料理ギアをシンプルにするだけで随分と荷物が減るものです。
そんな僕の川遊びキャンプ用のシンプルな料理ギアをご紹介。
今回は写真多めでいきます。

 

 

これは収納時

 

 

ケトル、鍋✕2、マグカップ✕2(一個は蓋付き)浅フライパン、深フライパンスプーン、フォークのフルセットが10✕15センチほどのスペースにコンパクトに収まっています。

 

ケトル以外をまとめている3方ゴムバンド、これも100均の優秀アイテムです

 

 

上から見るとこんな感じ。
マトリョーシカか。と、突っ込んでください。笑

 

このコンパクトなセットだけで、ご飯も炊けるし、目玉焼きや肉焼いたり、スープやラーメン等の汁物もできて、おまけに食後の珈琲までしっかり作れます。
まさにミニマムクッカーです。

 

 

さて今日のBGMです。
阿川泰子さんといえば、ご存知日本を代表する女性ジャズシンガーですが、こちら’80年のサード・アルバム「SWEET MENU」は、当時人気のポップソングをカバーしてみましたという内容のものです。
1980年ですから僕が小学校3年か4年、ちょうど松田聖子さんが「裸足の季節」(いい曲ですね)でデビューした年です。実に40年前。

 

阿川泰子=ジャズボーカルを期待して聴くと思い切り肩透かしをくらう程に、全くジャズではなくポップソングそのものなのですが、これが歌もサウンドも今聴くといい感じにポップ作用して絶妙な塩梅なのです。
今風の表現するならシティ・ポップ、和モノグルーヴとも言えるでしょう。

 

ダイアナ・ロスのIT’S MY HOUSE、スティーブン・ビショップのNEVER LETTING GO 、と当時のポップヒット曲のカバーが中心の数々の楽曲の中から中からまずはボズ・スキャッグスのHARD TIMESをどうぞ。

 

 

続いてビリー・ジョエルの超有名曲NEW YORK STATE OF MINEで本日はお別れです。ひときわメローな曲です。
とろけるようなイントロやソロパートのギターは松木恒秀さんでしょうか?
阿川泰子さんの声も若々しく、でも歌唱力と表現力はやはり絶品です。

 

 

あと、阿川泰子さんというと古舘伊知郎さんとの昔のトーク番組「おしゃれ30・30」を思い出すなあ。
ゲストも、普段あまりトーク番組に出ないような役者やミュージシャンの話なんかが聞けたりして、いい番組でした。最後に生演奏をバックに阿川泰子さんがジャズのスタンダードを歌うのですが、この構成も良かった。毎回楽しみに見てました。
ちなみにこの番組の音声さんはスインギンバッパーズの吾妻光良さんです。これはどうでもいい話ですが。