YARD CO.,LTD.

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2020.10.25

キャンプで薪ストーブ / Madeleine Peyroux

タイトルが入ります

 

キャンプに最も適した季節は言うまでもなく、春と秋です。
10月なんかは、天気が良ければ昼間はほどほどに暖かく、日が暮れてきたら焚き火をして暖を取る。虫はいないし、空気は澄んでいるし、最もキャンプに適した季節だと思います。
とはいえ、そこそこスペックの高いシュラフやストーブ等ある程度の装備がないと10月といえど日によっては寒くて一睡も出来ない程に冷え込みます。

 

そこで、テント内に石油ストーブを持ち込んだり、カセットガス式のストーブを使ったりと、何かしらの方法で暖を取ることが必須となります。
アナログ暖房器具には、なんていいうかローテクな浪漫があり、ぼーっと火を眺めながら静かな夜を過ごすのも、これもまた寒い時期のキャンプの醍醐味なのです。
今年は春夏にあんまり出掛けられなかった反動もあって、思い切って暖房器具を新調。
コンパクトな薪ストーブを購入しました。

 

 

さすがに真冬にキャンプはしない主義ですが、こういうものがあると多少寒くても真冬にキャンプに行かれる方達の気持ちが少しは分かりますね。
冬ならではの楽しみ。暖も取れて、コンロとして料理にも活躍する薪ストーブ。
一石二鳥でこの時期のキャンプの楽しみが増えました。
見た目もちょっとカッコいいしね。

 


 

さて、10月も来週いっぱいで終わりです。気がつけばもう直ぐに年末じゃないですか。
クリスマスソングにはまだ早いけれど、秋っぽい音楽が聴きたくなります。
というわけで、マデリン・ペルーの2004年のセカンド・アルバム「Careless Love」からDance Me to the End of Loveをどうぞ。レーナード・コーエンの曲です。憂いと哀愁を帯びた歌唱は、よく言われる例えですが、まさに現代のビリー・ホリデイと言われるのも頷けます。

 

 

つづいて2006年の「Half The Perfect World」
このアルバムは、リリースされた当時からづっと聴いている僕の愛聴盤です。
トム・ウェイツやランディー・ニューマン、チャップリンの名曲「スマイル」など完成度の高いカバー曲が多数聴けます。
ギタリストのディーン・パークが本当にいい仕事してます。
その中からジョニ・ミッチェルのカバーで「River」をどうぞ。
カナダの冬の凍った川がモチーフになっている大好きな曲です。こちらではk.d.ラングとのデュエットです。

 

 

Oh I wish I had a river I could skate away on
「ああ、川があったなら、(凍った川面を)滑っていけるのに」
印象的なリフレインです。

 

マデリン・ペルーの音楽は、圧倒的なものは無いけれど、どこか心に引っかかる
静かな魅力のある楽曲が多いです。
抑制の効いた(引き算の)美学とも言えるかも知れません。なんてね。
では、おやすみなさい。