YARD CO.,LTD.

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2020.07.12

アウトドアはじめ / Gregoire Maret Romain Colin Bill Frisell 「Americana 」

タイトルが入ります

田舎で育ったせいもあって、キャンプというか外遊びの歴は長く、子供の頃から夏のレジャーといえば近所、琵琶湖湖畔でのキャンプだった。
父親は典型的な昭和の日本のお父さんでキャンプなんぞ外国風のレジャーなどするはずもなく、代わってボーイスカウトから大学は山岳部に所属していたという親戚の叔父さんに連れられて行くそのキャンプが、僕のアウトドアのルーツになる。

成人してからしばらくは都会に住んでいた事もあってアウトドアから離れていたのですが、20代の後半に田舎に戻ってから再びアウトドア熱が再熱したわけです。
とは言っても時は1990年代、今みたいにいろんなキャンプ道具やブランドがあるわけでもなく、モンベルや小川テント(現キャンパルジャパン)スノーピークくらいのもので、海外メールオーダー(!)で注文するMSRやMOSSは憧れのアイテムでした。インターネット時代以前の話ね。
あとは、スポーツ量販店夏前になると並ぶコールマンやあとホームセンターで買ったツールでそれなりに楽しんでいたわけです。
自分で色々工夫して道具作ったりしてね。
YAMAHAのセローやHONDA XLRなど何台も乗り継いだオフロードバイクに荷物とキャンプ道具括り付けてツーリングにもよく行った。
スマホもインスタ映えとかも無く、純粋に外遊びそのものを楽しんだ時代。

 

 

これは、昔は良かったっていう話では全然なくて、今の方がいい!
むしろ今の時代最高!
様々なブランドやツールが増えて、選び放題。今まで無かった様なかっこいいガレージブランドも数知れず登場。
ありとあらゆるアイテムがインターネット で即購入できる。
すぐ届く。情報もね。なんて便利な世の中。
実際、ここ10年くらいでたくさんキャンプ道具買ったなー。
結局あまり使わないや、で手放したものも多いけど。
このへんのエピソードは追々紹介していきますね。ていうか元々それを紹介するブログ。ん?だったかな。
でも、前置きがずいぶん長くなったので、アウトドアの話は今日はこれでおしまい。

 

今日のBGM
ジャズハーモニカ二ストのグレゴア・マレ、フランス出身のピアニスト、ロメイン・コリン、
そして、大好きなジャズギタリストのビル・フリーゼルの2020年リリースの新譜「Americana」よりジミー・ウェッブのwicita lineman。いや、他の曲もよくてアルバム通して聴きたい1枚。
harp , piano , guitar と珍しい編成のトリオですね。
ビル・フリーゼルのアルバムの中には「Nashvill」や「Good dog , Happy man」といったカントリーテイストものがあって両方とも愛聴しているんです。ちょっと近い感じだけど、こっちはロメイン・コリンのクールなピアノがバランスを取る。ジャージーだけどイージーリスニング的でもある。
スティーヴィーワンダーでもお馴染みのレバー付きハーモニカ、クロマチックハープの音色、ハーモニカっていうとブルースハープのイメージが強いけど、こっち好きなんですよね。
静かで味わい深いアルバムです。早起きしてランニング前なんかに聴いたりするのに、ちょうどいいです。