YARD CO.,LTD.

NEWS

2020.08.16

日本語のロック / NEVER YOUNG BEACH / Yogee new waves

タイトルが入ります

 

日頃、自宅や仕事場でかける音楽は、ジャズやワールド・ミュージックがほとんどで、年々ロックを聴かなくなりつつある今日この頃。
体力の衰えによる歳のせいなのか、魅力あるものに出会えてないのか。
ただ唯一、移動中の車の中で聴く音楽はやはりロックが似合いますね。
近所迷惑気にせずに大音量で聴けるしね。

ロックにも色々あって、ハードロックやヘヴィ・ロックと呼ばれるようなハードなもの、グランジ、オルタナといわれる90年代ロック、70〜80年代のクラシック・ロック、ポップスやR&BやHIPHOPをルーツに持つもの、様々です。
その中の1つに日本語のロックがあります。

 

 

 

その日本語のロックの草分け的なバンドの一つが70年代に活躍した「はっぴいえんど」でしょうね。
英語風に歌うでもなく、日本語の柔らかさ、味わいを活かしながら、それをロックのサウンドに上手く乗せる事によって、日本語のロックという新しい分野で独自の発展をさせる事に一役買ったバンド。
一言でいえば、後の日本語のロックの世界観の基礎を作ったバンドです。

そして、そのDNAは現代のバンドにも受け継がれています。
NEVER YOUNG BEACHとYogee new wavesという名前の日本語の語感を大事にした日本語のロックを演奏する、だいたい同じ時期に出てきた2つの若いバンド。
NEVER YOUNG BEACHは、なんとなくごちゃごちゃしたイメージだったのが、2019年にリリースしたアルバム「story」で大きく見方が変わりました。
バンドサウンドも整理されて一皮むけたっていう感じ。
このアルバムから「歩いてみたら」聴いてみてください。

 

 

Yogee new wavesは数年前に偶然フェスでステージを見ました。
バンドサウンドもよく、いいステージパフォーマンスでした。
ちょうどメンバーに新しいギタリストを迎えたばかりの頃で勢いのあるステージでした。
ストラトキャスターがいい音してるなーって見てた覚えがあります。
2017年のアルバム 「WAVES」より「Fantasic Show」をどうぞ。

 

 

昔と違って日本語のロックなんてと毛嫌いされる方もあまりおられないと思いますが、
近年のシティ・ポップブームで日本の7,80年年代の音楽がやたら海外で評価されているという例もありますので、色んなもの聴いてみるのも楽しいですね。