2020.08.28
ワインとマンガのツレヅレグサ 【2020/8/28】
どうもです。金曜日担当のコダマコトです。
連日猛暑猛暑な日中ですが、そうは言っても盆が明けてちょっと経った最近。朝晩の空気は
ちょっとずつ過ごしやすく、若干の秋の匂いが近づいて来たなってセンチな気持ちも
チラホラな今日この頃です。
では、本日の1本
セレネ
フランス ボジョレー
ガメイ
ボジョレー地区自然派の最若手生産者。「セレネ」はギリシャ神話の「月の女神」を意味する。
ビオディナシを象徴するかのような名前が特徴的。
僕的にいつも好んで飲むWineと比べこちらは14%としっかりとした度数なんですが、もちろんタンニンもしっかりと
伝わってきますが、裏腹に凄く軽い飲み心地がすごく好み。
抜栓後も深く味を楽しめて、これからの読書の季節のパートナーとして最適なWineですね。
さてそんなWineのパートナーはこちら。
DRAFT KING クロマツテツロウ
こちらのマンガとの出会いは偶然立ち寄った本屋さん。
全くこのマンガの情報を持ってなく、ただただ「うん?なんだこれ」って手に取ったのが最初。
元来野球好きな僕はこれまで色々な野球マンガを読んできましたし、今なお読んでおります。
そしてこちら。主人公がスカウトマン。そう裏方さんにフューチャーしたマンガです。
そんな視点を変えたマンガはなんだか刺激があってドキドキしちゃって、思わず購入。
購入後早く家路に着きたい初期衝動がビンビン伝わったのを覚えています。
だってこの帯
2018年度全球団ドラフト契約金総計
4,000,000,000円超+出来高!!
やばくないっすか!その視点。
毎年ドラフト会議を見ては、あの甲子園で活躍した選手はあの球団に入ったなぁとか、人間模様を写したドラフトというドラマに感情移入しちゃってるしかなかった僕の安っぽい視点がこの帯で早くもマウント取られちゃってます。
スーパーリアリズム。
内容としては
主人公のスカウトマン 郷原眼力 (ごうはらオーラ)。・・・キラキラネームから飛んでいます。
スカウトマンに必要なセンサーがビシバシのこの郷原が全国津々浦々とプロ野球で活躍できる選手を、決まった固定観念、色メガネから
かけ離れた独自の目線で掘り当てていく物語。
その年の新人王を取れる選手に目を向けるわけでなく、将来その年のドラフトキングになる選手を発掘育成していく。
落合博満 ドラ3 イチロー ドラ4 工藤公康 ドラ6などなど
確かにドラフト翌年には活躍してないけど、その後の選手生活ではスーパーレジェンド級の実績を残した英雄たち。
スポットライトをどこに当てるのか?何にあてるのか?どうあてるのか?
ただプロ前の実績にだけ拘らず、適正、成長曲線、環境などなど、そんなところまで見てるのかって本気で感心しちゃってます。
巻末にはある年のドラフト指名選手鑑もついており、おーそうだった、そんな選手いたななど野球ファンの気持ちをくすぐる演出は
感服致します。
こちら現在5巻まで絶賛発売中。僕は最近ハマったので一気読みです。Wineも進む進む。
早く次巻が出ないかと今からヤキモキしております。
こちら読まれていない方、是非一度手に取ってみて見てください。
それでは!
ピース